先の竣工奉告祭では、生憎の天気にも関わらず、多くの方にお祝いいただき、ありがとうございました。
御神前に竣工の奉告と、大塩天満宮よりいらした西濱町、牛谷町の獅子舞の皆様による大いなる道中舞と、手狭なテントに関わらず愛嬌ある獅子の戯れと迫力あるお囃子に活を納めて戴けたようで
著名神社や観光神社と呼ばれるような魅力ある催しに乏しい神社ではありますが、何よりもご祭神を奉斎するお社と斎庭(境内)もこれで後世に伝わる形に残ればと
今の近所で遊ぶおチビちゃんたちが将来はどのような形でこれを見てくれているのだろうと、想像もつかない未来に期待を寄せている余りです。
さて、今月末30日は大祓式。7月7日は七夕と小祭が続きます。
大祓も今年こそは茅の輪を作ろうと意気込んでいましたが奉告祭の直後に当たって、ギリギリ今ごろの千茅の刈り取りかという形でバタバタと準備をすすめています。
茅の輪は皇大神社では初めての試みです。あちこちでこのお祭りをご存知の方も、多少の不備は地元の神主の努力の表れだと、多少大目に見ていただければありがたいところです。
七夕もタナバタのことばの由来に棚機津女(たなはたつめ)、とあるように純潔な乙女の織った布帛を棚に上げ供え、これも禊ぎ祓えの儀式に由来するものだとか。
そしたら、大祓も七夕もルーツはひとつなんじゃないか?という想像に至ります。
しかし追々宮中行事から神社の祭典として伝わるのが大祓で
五節句の一つとしてひな祭りや鯉のぼりと同じように飾り付けて、盛んに庶民に親しまれていったのは七夕のほうだと
そんなふうにも推察できます。
さて、明日は明日の葦葉(あしのは)刈り…茅の輪完成なるか?大祓式無事斎了なるか!?こうご期待といったところです。
繰り返しになりますが今一度
アナウンス致します。
6月30日午後3時から大祓式。
大祓奏上のち茅の輪をくぐり、ヒト型を焚上ます。
7月7日午後3時から七夕短冊奉納祈願祭。
6月下旬より短冊は社殿前に設置し、ご参拝の皆様に自由に願い事を書いていただいています。
七夕の日午後3時に社殿にて祝詞を上げ、後日店舗などからの持ち込みの短冊と合わせて、御祓いし、焚き上げます。
持ち込みの短冊のご案内は以下です
◆短冊にお願い事とお名前を記入し
笹にお結びください(7/1~7/7)
◆7月7日 15時より皆様の祈りが
叶いますよう神前に祈願祭としてお祓いをし、祝詞を奏上致します。
◆ご家庭で飾られた短冊、各種店舗イベント等で飾られたものも神社でご焼納致します。初穂料と共にお納め下さい。
※初穂料は一家族壱千円以上、
※企業・商店は参千円以上お納め下さい
(昇殿による個別ご参拝は五千円より)
※7月 15 日までにお持込下さい。
それ以降は祭事季節外となり七夕飾りのお祓いは致しません。
※当社幼稚園併設の為、有害なガスを出せません。ご理解ご了承の上…お持ち込み下さい。
自然燃焼可能な短冊のみお預かりします。
燃えるとニオイのするビニール針金ゴムプラスチック類、燃えにくい生木の笹や笹飾り紐などはご自身で(自治体の規定に沿ってごみとして)ご処分下さい。