半年振りの更新です。
皆様お変わりございませんでしょうか?
皇大神社では、本年も6月30日午後6時より夏越大祓式を執り行います。
日々の生活の中で、知らず知らずに触れてしまった罪穢れを形代(人形)に移し、それをお祓い、焚き上げる行事です。
社殿前に大祓形代(人形)と、それを納める箱を用意しておりますので、是非お参り下さい。
また、社殿の大屋根と、境内を囲む玉垣の改修工事をしております。頭上・お足元には充分ご注意の上、御参拝下さい。
皇大神社の本殿(神様が祀られている社殿一番奥の建物)は元禄13年に建てられましたが、風雨から守るべく、昭和の御大典奉祝記念事業として昭和3年に幣殿と拝殿を兼ねた覆殿を建設しました。その時に浄財を納めた方々の名前が玉垣に刻されました。
銅板で葺かれた大屋根は昭和46年に葺き替えられましたが、それから48年の月日が経ち、酸性雨や排気ガス、更には昨年の大型台風などの影響で劣化、雨漏りするようになってしまいました。
また、玉垣も風化のため、補修を重ねてきましたが、危険箇所が多数見受けられるようになりました。
そこで宮司・総代が協議の結果、令和の御大典奉祝記念事業として皆様より浄財を集め、大屋根及び玉垣の改修工事をすることとなりました。(昭和3年の玉垣は刻銘を記録の上、5月15日に解体しました。)
しかし、前回と同じく銅板葺きですと、材質上40~50年に1度は葺き替えなければならず、昨今の神社を取り巻く環境を考えますと、40~50年ペースでの改修が難しくなることが予想されます。そこで、今回は新技術であるチタン製の屋根板を採用しました。
チタンは宇宙船や航空機にも採用されるなど、対候性に優れ、比重も軽いため、屋根には最適な材質と言われています。銅板の倍以上の年月は耐えてくれることが期待されます。
就きましては、広く浄財を募集致します。この地域の先輩方が残し伝えて下さった神社を次世代へ伝えるために、是非皆様もご奉賛下さい。
1口、1万円でチタン屋根板1枚のご奉納。実際に使用する屋根板に、奉献者の氏名や住所などを記入して頂けます。
1口、5万円以上で、玉垣にお名前を刻みます。個人名でも、店名や企業名でも結構です。ご夫婦のお名前を1本に刻まれる方もいらっしゃいます。金額によって、設置の位置や石の大きさが変わります。
詳しくは、皇大神社までお問合せ下さい。
〒660-0811
兵庫県尼崎市常光寺1-18-10
☎06-6481-6170
皇大神社 中澤